ペットを飼う場合、人間の都合をペットに押し付けなくてはならないことがある。ペットも人間もストレスが少ない環境で暮らせるのがベストであるが、ペットは飼い主の生活環境に合わせて適応していかなくてはならない。例えば犬の場合は家の中に閉じ込められるか又は家の外でも鎖に繋がれた生活を余儀なくされる。(時々田舎で放し飼いの犬も居るが少数なので除外する)こうした事をしないと人間の社会で犬を飼うことはできない。犬には最低限度のしつけも必要になる。他人に迷惑をかけないためだ。これが人間の世界なのである。犬は人間社会への適応が迫られる。
私は犬の里親募集をしているサイトをよくチェックしている。別に犬を飼いたい訳ではない。ではなぜチェックをしているのかと言えば、単に私の趣味である。どんな犬が里親を求められているのか、そして、プロフィールに書かれた犬の情報を読むのが面白いのだ。犬の種類や大きさ、健康状態、性格、しつけの状態も書かれており、どういった家庭向きかも書かれている場合がある。ある意味、子犬を除いて、里親を求められている成犬は不幸だとも言える。元の飼い主に飼ってもらえなくなるのだから。そうした不幸な犬が次の飼い主によって幸せな生活を送れるようボランティアスタッフは祈っているのが伝わってくる。
近所に犬を飼っている人がいる。どこの家なのかはっきり分からないのだが、小型犬のようで鳴き声が毎日聞こえる。あまり鳴き声が聞こえない日もあるのだが、いつも頻繁に犬の鳴き声が聞こえる。飼い主はうるさくないのかな、と私はいつも首を傾げてしまう。たまに夜の8時を回っても鳴き声が続くことがある。何に対して吠えているのだろうかと詮索したくなる。こうしたことを飼い犬の無駄吠えと言うのだと思う。飼い主は自分の犬が無駄吠えをしないようにきちんとしつけてほしいと私は思ってしまう。長いことこうした無駄吠え生活を続けていると、飼い主も近隣への配慮に鈍感になっているのかもしれない。困ったことだ。
私は飼い犬のしつけで少し悩んでいる。私の犬は子犬から飼い始めたのだが、今では3歳になる。何を悩んでいるのかと言えば、いつも遊ぼうとせがむことである。初めの頃は子犬でかわいらしく、体や筋肉の成長のためにも適度な運動が必要だと本に書いてあったので私は結構マメに犬の遊び相手になっていた。しかし、ここのところ私は仕事が忙しく犬の相手をあまりすることが出来ない。私は一人暮らしなので、犬は私の他には遊び相手も無い。私もそうした犬の気持ちは良く分かっているつもりである。このため犬にストレスが溜まるらしくよく私の手を噛むようになってきた。解決策としてまずは犬と遊ぶ時間を作れるよう仕事環境の改善が必要かなと思っている。
この間、私が犬の散歩をしていたら、川原でサッカーボールが飛んできた。私の犬は急にボールが飛んで来たのにもかかわらず、驚くどころか、喜んで尻尾を振りながらサッカーボールを追いかけ出した。ボールの転がった先には別の散歩中の犬がおり、その犬は体が小さかったためかボールを怖がって後ずさりしていた。犬によって、状況によって、同じボールを見ても犬の反応が違うのだなとその時私は思った。うちの犬は特別にしつけを意識している訳ではないが、問題行動はない。私の犬の飼い方はこれでいいのだなと漠然と肯定している。私は可愛い愛犬とこれからも散歩を楽しみたいと思っている。
